アトランティック・カレッジより近況報告〜藤井優歩(イギリス校08-10)

2009年9月10日、始業式より9日も遅れて日本人生徒7人がそろい、ようやくにぎやかなキャンパスとなった。今年は英国政府の入国審査厳格化に伴い、日本人2人を含む約30人がビザを取得できずに足止めされた。一学期が終わろうとしている今も、新入生がちらほらやってくるという具合である。私が昨年体験した盛大な歓迎や親切な導入もなく授業へ急がされるのは非常に残念な事であるが、来年の新入生が難なくビザ取得できるよう願うばかりである。
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世界を知った2年間〜水村紗英

「なぜなのだろう。」留学中私が常に抱いていたのは、この疑問だった。なぜ、国家間の対立はなくならないのだろう。なぜ、民族同士で殺し合いをしなければならないのだろう。なぜ、富める者と貧しい者の間には大きな格差ができてしまうのだろう…。UWCでの生活を通して、私は今まで見ることのなかった現状を知り、疑問を持ったり、悩んだり、憤りを感じたりした。UWCは、私がどのように生きるべきかを熟考する時間を与えてくれたように思う。

UWCに行くまで、私は「自分のことで精一杯」な人生を送ってきた。全てを完璧にこなそうとし、勉強に力を注ぎ、英語力を磨くことに必死だった。UWCの生活を始めた当初も私はまだそんな自分のままであった。英語が分からない、授業についていけないといった問題に直面し、それを打開することで精一杯だったのだ。
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マイナス×マイナス=プラス〜古川知志雄(LPC06-08)

名古屋を飛び立ちUWCへ
充実していた日本の高校生活を後にしUWCへ留学したのは、僕にとって人生の分水嶺だった。 UWCに行く前の僕は、才能なかれとも努力で負けないことを自分のモットーとしていた。部活の長距離走では、大会で勝てず悔しい思いをしつつも、授業前は自主練、家に帰ってからは筋トレと4年間必死に練習をした。UWCに行きたいと考えてからは、片道40分の通学時間を使ってMDで英会話を聞きつづけた。選考の日、経団連会館のトイレで「おっしゃ!」と気合いを入れているところを職員の方に見つかって恥ずかしい思いをしたのはよい思い出である。家族や友達ほど器用でなく引け目を感じることも多かったが、UWCという目標が僕をいつも励ましてくれていた。  Read more

ピアソンで『知る』〜佐藤美波 (PC07−09)

世界100カ国からの生徒、200人が同じ場所で共に生活し、勉強する。紛争や差別、経済格差などまだまだ深刻な問題が山積みの現代に、そんな不思議な場所があるなんて誰が想像できるでしょう。数年前、「もしも世界が100人の村だったら」という本がベストセラーとなりましたが、UWCという場所はまさに世界中から集まった高校生達でできた小さな地球、あるいは村のようなとても“おもしろい”ところです。
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飛び出した大阪の街〜楢原知枝(PC03-06)

2003年夏、私は期待に満ちて関西国際空港を飛び立った。待望のUWC留学、長年の夢が現実になろうとしていた。中学生のはじめか小学生の終わり頃から、留学したいと思っていた私は、インターネットHPからUWCのことを知った。「平和構築」という大きな目標のもと、多種多様な民族の生徒が集まる、しかも奨学金をもらっての二年間の派遣・・こんな美味い話があるのかと疑ってしまうほどだった。UWC受験を目標にしてから、英語の学習にさらに励み、新聞や様々な書籍に目を通すようになった。UWCとの出会いは、受験期からすでに、視野を広げ、自分を成長させる機会を与えてくれていた。 Read more

「学ぶために学ぶ〜UWCでの教育〜」畠山澄子(アドリアティックカレッジ06−08)

この一年間の私の生活は一体なんだったのだろう。UWCでの1年を終えた今、ある意味放心状態で私は振り返っている。毎日のように朝から晩までDuinoの村を走り回った生活から離れ、のんびりとさえ感じられるような家での生活にまだ慣れきれない。そしてオンラインの友達を見つけるたびに心が弾み思わず話かけてしまう。How are you doing??

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