日中青年会議 終了の報告

2009年8月11日から19日まで、UWC香港校で日中間の相互理解を推進することを目的とした日中青年会議(Sino-Japan Youth Conference)が開催されました。UWC香港校と日本人UWC在校生・卒業生が、日中間の無理解という問題意識を共有したことから生まれました。各々のUWCでの経験を活かし、2年間を通じた学び取ったことを還元するためにも、UWCを基盤としたプログラムを設置したいと考えました。同年代の柔軟な若い世代を対象として、両国から参加者24人ずつ、企画者27人、さらに指導教員を含めた総75人程度の企画でした。来賓として、在香港日本国領事館の佐藤重和大使や香港中文大学劉遵義学長をはじめ、日中関係の最前線で活躍している方々から直接お話をいただきました。

「様々な活動を通して挑戦することの大切さ、あきらめない心などを学ぶことができました」と参加者の振り返るように、多くの人にとって「一生の思い出」と高く評価をしていただくことができました。プログラムは、ゲームや自己紹介などの信頼構築を目的とした内容ではじまり、経済、環境、歴史などのトピックについて深く話し合いつくった最終プレゼンテーションや参加者が各々の才能を持ち寄った最終文化パフォーマンスの大団円を迎えました。とくに、広東省への旅行では、ハンセン病が完治したけれど隔離された生活を送っている直向な村人と言語の壁を越えて交流することができました。また、終戦記念日8月 15日に行った「平和祈念の対話」においては、企画者が最も懸念した感情的な衝突は起こらず、厳粛な雰囲気の下、日中両国の戦争経験を互いに共有できました。準備期間・会期中含めて、想定された重大事(新型インフルエンザ・中国本土への入国・台風等)は起こらず、大きな病人・けが人を出すことなく、天候にも恵まれほぼ計画通りに無事進行することができました。「異文化交流の大切さ。実際に喋って仲良くなって、自分の言いたいことを言い合うことができて、初めて、お互いを知ることができるんだと思う。」

活動の詳細などを記載した最終報告書はホームページからダウンロードしてください。
(ファイルが重いので、開くのに少々時間がかかります。ご了承下さい。)

古川知志雄(HC06-08)