ピアソンで『知る』〜佐藤美波 (PC07−09)

世界100カ国からの生徒、200人が同じ場所で共に生活し、勉強する。紛争や差別、経済格差などまだまだ深刻な問題が山積みの現代に、そんな不思議な場所があるなんて誰が想像できるでしょう。数年前、「もしも世界が100人の村だったら」という本がベストセラーとなりましたが、UWCという場所はまさに世界中から集まった高校生達でできた小さな地球、あるいは村のようなとても“おもしろい”ところです。
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飛び出した大阪の街〜楢原知枝(PC03-06)

2003年夏、私は期待に満ちて関西国際空港を飛び立った。待望のUWC留学、長年の夢が現実になろうとしていた。中学生のはじめか小学生の終わり頃から、留学したいと思っていた私は、インターネットHPからUWCのことを知った。「平和構築」という大きな目標のもと、多種多様な民族の生徒が集まる、しかも奨学金をもらっての二年間の派遣・・こんな美味い話があるのかと疑ってしまうほどだった。UWC受験を目標にしてから、英語の学習にさらに励み、新聞や様々な書籍に目を通すようになった。UWCとの出会いは、受験期からすでに、視野を広げ、自分を成長させる機会を与えてくれていた。 続きを読む »

ピアソンカレッジから〜遠藤理恵(05−07)・野田耕平(05−07)

ピアソンでの生活の醍醐味は、勉強だけではなく、アクティビティやナショナルデーなどの活動を楽しめるというところにあります。

ピアソンは入り江と森に挟まれており、その美しい自然環境を利用したアクティビティを楽しむことができます。アウトドア系の活動では、ダイビング、カヤッキング、セーリング、森の中を駆け巡るアウトドアフィットネスなどがあります。また地元住民への奉仕活動も、老人介護や障害者との交流の形で行われています。他にも、国連会議をまねたModel UN、生徒主導の人権に関する啓蒙活動、澄んだ空気を活かした天体観測、世界中の声を集めた聖歌隊などがあります。これらのピアソンならではの活動を通して、リーダシップ、コミュニケーション能力、責任感や倫理感が自然と身についていきます。ピアソンを卒業してからも、生涯を通じてこれらの活動を続ける人も少なくないようです。
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「宝物探しの2年間」翁 暁雪(カナダ・ピアソンカレッジ04−06)

大学を1ヶ月後に控えた私は、最近やっと落ち着いてピアソンの2年間を振り返られる。卒業したての頃は全てが涙で滲んでいたけれど、今はまるで雨上がりのピアソンのキャンパスのように思い出一つ一つがきらきら光っている。虹の様に色とりどりな大切な友達の笑顔を思い出すと、私まで微笑んでしまう。そのような時に「あー、UWC行ってよかったな〜」とつくづく思う。
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「ありのまま」 島 万世(PC04−06)

今年5月、私は2年間学んだピアソンカレッジを卒業しました。2年前、希望と期待胸一杯で日本を発ち、カナダ・バンクーバー島に到着した日の事を、今でも昨日の事のように覚えています。すべてが美しく輝いてみえた風景とは裏腹に、次の瞬間からは、もう現実の厳しさ、そして言いようのない不安を感じることとなりました。それは、「英語が全く聞き取れない。自ら話をすることも出来ない。」——会話に入れず1人どんどん取り残されていく状況でした。頑張ろうと向かってもそこには乗り越えられないような大きな壁が立ちはだかっているようで、私は無力感を感じながら自分の殻に閉じこもるようになってしまいました。何より自分が情けなく悔しくてどれ程ベッドで泣いていた事でしょう。
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